清水成駿の代名詞といえば“孤高の◎”。1馬の馬柱見てさ、一番上にぽつんと◎があって、ほかの予想者は無印。これにしびれる、あこがれる……という経験のある清水信者は、全国に五十人、いや、百人、百万人はいるだろうか。
ひさびさに見た、孤高の◎。打順はトップでなく真ん中(1馬時代にトップから降りたけどな)だけれど、これぞ孤高。本命はアドバンテージ。そういや、エリシオの長距離云々はどっかで書いてたっけな。よし、予想に乗る一手だ、ということで、信者の俺はボックスに加えることにした。あれ、百万人に入れてない?
ほかに選んだのは、まずトウカイトリック。俺はトウカイトリックびいきなのだけれど、やはりズブさには目を瞑れない。ここは本命視して当然のところだけれど、やはり軸には不安もある。そしてセレステーラー。準オープン勝ちからは今の流れで、和田が普段以上の減量で望むというのに賭けた。チェストウィングは地味だが侮れない。そして、横山典弘で53kg、パドック見たら格下感のないエリモエクスパイア。
長いレース中、なんでバイロイトを切ったのか理由が見えなかったりもしたが、まあ結果上々。トウカイトリックはルメールのどっしりした騎乗が吉と出た。スタミナを信用しての末脚勝負。出遅れが吉と出たか。だけれども、これが東京三千四百、このメンバーだから効いたことであって、春の天皇賞でどう出ることか。先に行けたら末甘く、末脚勝負するころには先頭がゴールしているかもしれない。ただ、ディープインパクトみたいなのがいるならともかく、今年はどうだ……? どちらかといえば切りたい方向で。アドバンテージは一週目で舌出してなんか大丈夫かと思ったら我慢した。ワイド、三連複だったか。言うまい。アドマイヤフジは体型などもこの距離向くとは見えず、完全オミットしていたが、それは正解。
きさらぎ賞は注目のオーシャンエイプス登場。俺の好きな予想家筋も「大物」という感じ。なのだが、俺はどうも懷疑的、一頭なのに複数形というところに疑問があって、ナムラマースからオーシャンエイプスとアサクサキングスに馬単二点。結果を見れば、裏押さえるの怠って反省。しかし、浅草も一頭なのに複数形じゃないか。
さて、オーシャンエイプス。まるでディープの再来を託されているかのような人気っぷりだったが、果たしてどうなのか。データによれば、あまり甘くない条件。キャリア二戦目でここまでやれたのだから、次に人気が落ちるようなら面白い。今年のクラシックは群雄割拠か。
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この日も桜木町に行ったが、買い物目的。ウィンズには入ったが、熱い緑茶一杯飲んで出てきた(十年も通ってるからこのくらいいいだろ)。わけもなくグッズショップ覗いたら、ディープインパクトだらけ。なかでも気になったのはディープインパクト仕様のファイテン首輪。俺、去年の暮れあたりに、愛用の首輪(http://d.hatena.ne.jp/goldhead/20051121#p2)無くしたの気づいて、また買おうかどうしようか迷ってるところだった。でも、ディープ仕様じゃあなあ。別にディープ嫌いじゃあないけれど、そうだな、たとえばオレハマッテルゼ仕様だったら買ったな。あと、競走馬がこういうファイテン首に巻いて出たりしたら、ドーピングだろうか? でも、バンテージとかがファイテンでも問題なさそうだな。誰か、やれ。それとも、金子真人HDはやってるんだろうか?