その1
土曜の夜帰宅、宅配便の不在通知。送り主は「JRA-VAN」。眞鍋かをりの卓上カレンダープレゼントに当たったのだろう。えらい人数に当たるものだから、当たったことには驚かない。驚かないけど、メール便にすればいいのに。そう思った。俺のアパートは、宅配業者を呼ぶのに、非常に気の引ける場所にあるのだ。「それが商売なんでしょ？」などという言葉は浮かばない、心底「悪いなあ」という場所にあるのだ。車から遠く、坂を登ったり下ったりして、さらに地獄の大階段。傲慢なシャーやスルタン、マハーラージャですら、慈悲の涙をこぼそうというもの。
さて、慈悲の涙が流れるカスケードを登ってきた宅配業者が小脇に抱えていたもの。それは眞鍋かをりの卓上カレンダーではなかった。
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これだった。JRA-VANのケータイサービスアンケートのプレゼントだった。プレゼントをくれたから言うわけではないが、JRA-VANケータイはどんどん機能拡充していって、よく進歩するサービス賞をあげたいくらいだ。だからたまに、「こんな機能欲しいです」みたいなメールを送ったり、アンケートに答えたりしているのだ。
それでなんだ、サイレンススズカか。白帽子、それにゼッケンは一番……。サイレンススズカが非業の死を遂げた天皇賞・秋。はっきり覚えている、11月1日の11R、1枠1番1番人気のサイレンススズカ……。なんだよ、悲しくなるじゃねえか。と、他のレースじゃねえのかと検索。
http://db.netkeiba.com/horse/1994103997/
ー デビュー戦は11頭立てで1枠1番1番人気で1着。これほど「1」の似合う馬はいなかった。合掌。……って、湿っぽくなるな。でも、ありがとうよ。
その2
月曜の夜帰宅すると、ポストにJRAのPAT絡みからの封筒。「お、またDVDくれるのか」と、わくわくしながら開けたら、ゼッケンの形をしたコースターが入っていた。ゼッケンはディープインパクトとウオッカ。ウオッカだけに、か。なんか使うのはもったいないな。心だけは受け取っておくよ。つーか、やっぱ、DVDは高くついたか……。その3
今朝、職場に宅配便。円筒の重みのあるもの。注文していた日刊競馬のカレンダーだ。一昨年アンケートに答えてプレゼントをもらったので、恩に感じて去年買って、今年も買ったのだ。もちろん、写真やなんかについて、競馬ファンとして満足のものだからというのもある。だいたい土日にレース名の入っていないカレンダーなんて、なんの意味があるというのか。あと、なんか字が大きくて見やすい。って、ユニバーサルデザインとアッピールしているじゃあないか。いいぞ日刊競馬、普段俺がダービーニュースを買っているというのは内緒だ！http://www1.sphere.ne.jp/nikkeiba/other/calender.html
