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おれがアニメを見はじめたのはここ3年くらいのことなので、それより前のことはよく知らない。よく知らないが、あの名作がある、みたいな、そういう、なんというのか、まあ、アニメの話を読んでいると出てくる名前なんかがあって、そりゃあちょっと興味も出れば見もしようとなる。
つーわけで『フリクリ』。スタッフロールを観ていると、さすがのおれでも「この名前は知っている」というのが並ぶ。「じゃあその人のそれ以前と以後の代表作は?」と問われると困るけど、「名前は知っている」という。いや、高村和宏と言われればすばらしい(以下略)。
そんでもって、そんだけの面子が揃ってあれやこれやなので、演出や作画やあれこれに詳しい人からしたら、どこそこがすばらしい、見事だ、職人芸だ、ということになるのだろうが、ふがいないおれはそういうことを見分けることができないのだ。ただ漫然と全巻見た、というだけになる。ポケーっと「おもしれーなー」と思いながら見た、ということになる。「フラタニティっつーと、おでこのはエキゾチックマニューバかしらん」とか(『トップ!2』大好き)、そんな話なのである。しかもこれはまた年上の女性との小学生男子のもやもやが描かれていて、そのあたり嫌いじゃないというか、好きだなと思ったりするくらいなのだ。じゃかじゃんじゃん。
……って、じゃかじゃんじゃんはギターの音のつもりで、まあおれはthe pillowsぜんぜん知らないのだけれど、音楽もかっこよかったな。ぜんぜん話は変わるけど、今やってる『ローリング☆ガールズ』、なんかいまいちなんだけど、ブルーハーツの名曲にひかれてしまうところがあって、愛知・三重編の二話目はよかったよね、とか。うーん、関係ない。そんなとこ。おしまい。