黄金頭さんの週刊プロ野球ニュース vol.148

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野球について寄稿しました。いまどき野球について書くなんて。なんてことでしょう。恥ずかしいくらいの話です。いまどきの若い人のスポーツと言えば……なんですか? Eスポーツ?

 

さて、世の中の流れとは関係なく今週も野球の話題をお届けします。

 

広島カープ自力CS進出消滅

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はい、一戦一戦やるだけ、になってしまいました。振り返りますと、やはり低評価からのスタートダッシュはよかったが、予定されていたかのように交流戦に大打撃を食らうと、そのあとはコロナの波状攻撃をくらいましてこのありさま。大瀬良は冴えない、床田は大怪我とコロナ以外でも層の薄さを見るはめになりました。こうなったら若手を、といったところで、コロナでほぼ顔見せみたいなことはしちゃっているみたいな。そして、二軍で打ちまくってるとか抑えこんでいるとかいう状態からの上げでもなかったわけで。いやはや……。来シーズンはとにかくコロナ的万全であることを願いつつ(これは願うしかない)、西川の流出もなく、マクブルームとアンダーソンがさらに日本野球にフィットして、ターリーが覚醒して、もう一人くらい打てる野手連れてきて……えーと、あのもういろいろ。以上。

 

ピレラ韓国で大活躍

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はい、さて大きな話題といえばピレラですね。韓国で過去最高級の外国人選手といわれるくらい活躍しています。クロンはどこに行ったのか、というのは忘れましょう。ピレラ、決して悪い選手じゃなかったような気がします。なにがなんでもカープに残留させたいというほどの成績ではなかったですが、条件面で折り合えばもう一年見てもいいな、みたいな感じでした。それが、韓国で大ブレイク。日本と韓国ではリーグの実力差はあるのも確かですが、ここまで大ブレイクというのは、韓国野球のなにかにフィットしたということでしょう。そういう意味では、実力差を考慮しつつも、アメリカの3Aにもアメリカではなく日本野球向きの選手なんかがくすぶっていたりして、そういう選手を見抜いて連れてきてほしいものです、がんばれシュールストロム、エルドレッド

 

大谷翔平規定投球回数クリアへ挑戦

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はい、一応メジャーリーグの話もしましょう。大谷翔平選手が、ギリギリのラインで規定投球回数をクリアするかどうかというところに来ています。これ、クリアしたら大変なことでしょう。それでMVPやサイ・ヤング賞がどうのということではなく、規定打席規定投球回両方クリアなんて、1900年以降はなかった話です。しかも、打っては三十本塁打、投げては二桁勝利。むちゃくちゃ活躍した上でのことです。大谷の肉体のピークがいつなのかわかりませんが、今日の大谷が一番若い大谷とは古くから言われていることです。この記録を本人がどれだけ意識しているかわかりませんが、一野球ファンとしては、できたら達成してほしいなと思うわけです。このとんでもない選手が、二刀流として打ち立てる証としては、とりあえずこれ以上ないでしょう。いや、なにせ漫画の中の選手ですから、「最多勝本塁打王」とかやりかねないので下手なことは言えませんが。

 

オコエ瑠偉2軍降格

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楽天オコエ瑠偉が2軍降格のニュースもお伝えしておきましょう。8月19日の昇格時には「ラストチャンス」などと言われたものですが、そのチャンスも活かせなかったようです。今でも思い出すのは高校時代の活躍だったのですが、高校生の中では突出したフィジカルによる優位だけだったのでしょうか。このまま終わってしまっては惜しいような気もしますが、どうでしょう。このまま終わっては惜しいと言われがちなのは阪神藤浪晋太郎などそうでしたが、こないだなんか先発してかなりの投げっぷりをしていたので、トレード話なんかもなくなり、また阪神の強力投手陣の主力に食い込んでくるかもしれません。まだ崖っぷちとかには早いのですが、清宮幸太郎はどうなのでしょうか。新庄ビッグボスの命令できっちり身体を絞ってみせたり、やればできる感じはありますが、肝心の野球ができるのか。ここからまた筋肉をつけたりすればやれるのか。自分はどちらかというと、やってほしい選手だと思うのですが、さてどうなることやら。

 

以上、週刊プロ野球ニュース vol.148でした。

それではまた来週。