うれしいクリスマス・プレゼントが届いた話

おれのアパートの前の地べたに置かれた郵便受けになにかが入っていることは少ない。チラシすらあまり入っていない。が、昨夜は違った。なかに封筒が入っていた。

 

 

クリスマスカードと贈り物。ありがとうございます、と、この場でお礼します。

この読者の方は、ずっとこの日記を読んでくださっています。自分より二倍は長く人生を送ってきた方です。自分の一番の読者だと思っています。体の調子を崩されたとのことで、いつも送っていただいた感想のメールも届かず、少し心配していたのです。パソコンなども見られなくなるような最後のメールがあり、メールをこちらから送るのもなにか気が引けて……。

と、お手紙いただいて、感謝しかありません。まだ、この日記を読んでくださっているとのことで、ならば、ここでお礼を書きます。

それにしても、おれは、この一年か二年か、なにかちゃんと日記書いていないな、と思って反省しきりというところ。写真もよくほめていただいたので、外に出られない分、自分がいろいろな風景をお届けしよう、とか思いつつ、ほとんど出かけていません。写真も撮っていません。

思えば今年、遠出したのって京都と和歌山くらいだろか?

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……大磯は近所だよな。でも、横浜から大磯くらいの距離の移動もろくにしなかった。とにかく、コロナ以来、土日はアパートにひきこもるようになってしまった。いいわけでもあるが、いいわけとばかり言えない感じもする。

最初は本当に出かけちゃいけないムードがあった。それにつれて、土日はアパートで酒を飲みながらたっぷり競馬をする、という生活が定着してしまった。もちろん、おれは人生の半分くらいは競馬をやって生きてきたが、もうちょっと競馬以外のこともしていた。土日は競馬と酒になってしまった。ジョギングやサイクリングもまったくしなくなった。マスクがうざいからだ(それをしている間に着用の必要がないことは知っているが)。

というわけで、コロナはけっこうおれの健康的ななにかを奪ってしまったところがある。生活の習慣が悪い方へといってしまった。習慣だけならまだしも、たっぷり競馬をするので、たっぷり負ける。人生最高に負けている。人生に負けている。おれはコロナが嫌いだ。

「あれ、おまえ、今年はなんかするって言ってなかった?」とお気づきのあなた、それについてはもう少ししたら悪い意味でお知らせします。悪い知らせです。

とはいえ、おれにはまだ読者がいたというお知らせが届いた。もうちょっと外に出よう。外に出なくても、もうちょっと日々のことを書き留めよう。ニュースについても日記に書こう。おれにはそれなりに長い距離を歩ける足もある。ものを見る目はないかもしれないが、見たものを写真に撮ることくらいはできる。それを読者に届けることもできる。それを、忘れないように。

だから、まず、冬の外へ歩みだそう。なにかを書き始めよう。……とりあえず有馬記念が終わったら。

 

ネコチャンのカレンダー、来年も愛用します。