躁転したかもしれない日(2023年2回目)

おれは一週間前くらいに「躁転したかも」的な日記を書いた。

躁転したかもしれないし、していないかもしれない日 - 関内関外日記

 

結果的に、躁転していませんでした。ずっと鬱だった。

これほど長くて重めの鬱は体験したことないか、とても珍しいことなので、医者に早めに行った。行った昨日もまさに抑うつ状態だった。その状態で、医師に「ラツーダを2錠から3錠にしてもらえないか」と相談した。「あなたは薬の量をコントロールできる人だから」と、即刻3錠にオーケーが出た。おれは薬の量をコントロールできる人間ではある。オーヴァードーズなどはしない。酒は飲むけどな。

まあ、そういうわけで抗精神病薬のラツーダを1.5倍にした。ラツーダは統合失調症双極性障害躁うつ病)のうつ状態に効く薬だ。がっと3錠飲んだ。

でもって今日だ。今日は朝から「薬に動かされる感じ」という感じだった。1日もつかどうかという思いだった。なにせ、朝、シャワーを浴びて、服を着るときにぶつんと脳が断線して、「服を着たら5分横になろう」となって、半日横たわっているような日もあった。が、今日は1日もった。

これは、躁転ではないのか。テンションも高いぞ。いけたんじゃないのか。そう感じた。

が、おれはまだおれを信用していない。前回のエントリーに書いたとおり、「躁転かも」と思ったが、躁転しなかった。2週間も抑うつが続いた。抑うつになると、ものを書く気力がない。読書をしたり、アニメを観たりはできるが、アウトプットが不可能だ。今、こうして短文を書けるのは、抑うつの気配がないからだ。

とはいえ、まだ信用はしていない。たかが錠剤を1錠足しただけで、これだけいきなり効果があるのか。

あったとしたら、どれだけ人間の脳というのはコントロールされやすいのだろうか。無論、プラシーボ効果というものある。単に双極のタイミングが重なっただけかもしれない。とはいえ、おれはラツーダの効果を信じているところはある。信心から、だ。

というわけで、おれは「心身ともに健康に」と誓った2023年はじまっての半月を抑うつの不健康で過ごした。しかし、巻き返すときが来た。明日からはものを書く。寄稿文もブログも書く。やってやる。

……と、今この瞬間は思っている。おれはおれの躁転のタイミングを把握できる気でいたが、今回の抑うつ期間でその自信を失っている。明日の朝、どうなるかはわからない。こんな困難、健常者にはわからないだろう。しかし、こう生まれてきて、こうなってしまった以上、諦めるしかない。それだけだ。

 

※最上部イラストは無料AI作画ツールで作ったもの。まだまだ下手くそで呪文を使いこなせていない。でもまあ、使いこなせていないあたりに個性も出るかと勝手に思っている。美少女イラストの上達は望めないが、呪文は人真似して向上できるかもしれない。わからんが。