美輪明宏はすばらしい

 江原啓之が何を言ったところで眉唾の印象は免れないが、美輪さんが何か言おうものなら納得するよりない。いつの間にそのポジションにいたかわからないが、今の日本でそれだけの力がある人はどのくらいいるだろうか。細木数子なんてのは話にもならない。
 さて、その美輪大先生が「ヨイトマケの唄」をお歌いになる。そのノーカットを放送する、と昨日の朝の番宣で見た。見たのだが、その「極上の月夜」なんて番組は知らず、また、番組自体を見る気もせず放っておいた。放っておいて、夜にゲームやってて、トイレ行って、帰って、ふとチャンネルを回していると、歌の直前。こういうとき、「俺ってヒキが強いなあ」と思うのだが、運を無駄遣いしているような気もする。
 ……と、言いたいところだが、昨夜に関してはヒキが強かったと堂々と言える。美輪明宏の説得力、本業だとなおさらすさまじい。圧倒的だ。曲もすばらしい。昭和の歌だ。これは印象に残る。昔、野坂昭如をふと見て、刻み込まれたときのような印象だ(id:goldhead:20060509#p1)。これこそ日本の歌百選に選ぶべきじゃあないのか。いやはや。
ヨイトマケの唄についてウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A8%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%9E%E3%82%B1%E3%81%AE%E5%94%84
ヨイトマケの詳しい意味は
http://zokugo-dict.com/38yo/yoitomake.htm
*ランマーって
http://www.aktio.co.jp/exec/product/details/do_ranma/