実録! これが四十路男に流れる赤い血だ

おれは野菜ばかり食べている。客観的に見たらそういうことになる。ただ、それはおれが菜食主義なわけではない。

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こちらに書いたとおりである。血糖値が高いと抗精神病薬が飲めなくなる。抗精神病薬が飲めないおれは、抑うつ状態に陥りやすくなり、使い物にならない。元より使い物にならないていどの能力しかないが、それでもまったく動けなくなるというのはつらいものだ。

なので、おれは野菜ばかり食って生きている。健康に気をつけているといっていい。けど、アホみたいに酒は飲むけどな。

というわけで、2019年以来、久々に血液検査をした。

前回はこちら。

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で、今回。

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はいどーん。

まず気にするのは血糖……すげえ「H」じゃねえか。やばい。と、思ったが、血を取ったのが普通に昼食を取ったあとの午後一の診療だった。A1C(血糖値の平均みたいなやつ)が標準値に収まっているので「問題ない」とのことだった。信じることにしよう。200超えてたらやばかったような気もするのだが、まあいい。

ほか、中性脂肪とγ-GTが「H」。中年らしいですね。で、もちろん尿酸もですね。

「尿酸は……」

「肉とお酒です」

「自分は肉あんまり食べないんで」

「お酒ですね」

でも、お酒やめられないんよな。

もちろん、これについて相談した。

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これが、どうもうまく伝わらない。

「幻聴じゃないんですよ、黙読しているときの声に出さない声みたいな、考え事しているときの言葉というか、その……想念というか」

「想念! すごいことおっしゃりますね。あなたの場合、発達モデルが……」(モデルだったかな?)

発達障害ですか?」(食い気味に)

「いや、発達障害とは言ってないですよ」

……というわけで、とりあえずこれは様子見ということに。そして、その声を消すために酒量が増えているというと、そのときは効果があるように思えるけど、長い目で見たら逆効果だと。酒と睡眠の関係と一緒だと。帰り際、後ろから声をかけられた。

「とにかくお酒ね~」

というわけで、とにかくお酒なのである。

そういう今夜も焼酎のお湯割りを飲んで食後に眠りこけたりしていたのだが。

それにしてもなんだ、「血液検査」(血そのものでないものの方は「生化学検査」というのね)の方、見事に5段階(スキャンした色が弱くて見えないけど、5段階に色分けされています)のど真ん中だけ。これはなかなかいいんじゃないのか。よくわからんが。普通か。普通が一番か。

まあ問題は、尿酸だ。尿酸をどうにかするサプリでも買おうかと思っている所存。え、酒量? 減らさねえよ。減らせねえよ。

 

以上。