100人目の馬鹿

 上の番組を見たあとのフジテレビ。単発か何かわからないが、素人が自分より馬鹿な知り合いを紹介していき、100人目の馬鹿を探すという企画をやっていた。それを見て「馬鹿だねぇ〜」と言う係は関根勤。まことに深夜らしい馬鹿な企画で眠いのにかかわらずついつい見てしまった俺も立派な馬鹿だろう。
 もちろん、馬鹿が馬鹿を紹介していけば、最終的にもの凄い馬鹿が出てくるというわけでもない。一つのピークは11人目のオッサンで、この手の畸人としては満点の出来であった。それをレポートするのはビビる大木。一瞬の引く表情などなかなか素晴らしい。その後も元プロレスラーの祭り(これは馬鹿で非常に素晴らしかった。レスラー対パイプ椅子など)のレポートもしていたっけ。こういうおかしな人やインディ団体のプロレス関係となると、馬鹿雑誌「GON!」が得意としていた分野だよな……。あれ!? なんだっけ、ビビる大木と「GON!」。大木って「GON!」の編集者じゃなかったか?
 ……というわけで検索したら、「GON!」の元編集者じゃなかっけ? というような2chあたりの書き込みが見つかるばかりで、自分の記憶が100%の当てはずれではないと確認できたものの、実際のところはわからなかった。確か大木だったような気もするんだが、どうだったかなぁ。
 えーと、番組の方は「腐らせたヨーグルトを食べて下痢ダイエット」する女とか、「ライオンのメスはトラ」とか、そんなんで、最後の馬鹿はフジの女子アナ、というオチだった。99人目は四国の人で、全裸で離れのトイレに行く人。これを撮りに行ったのも馬鹿でいい。細かいところを言えば、エンディングテーマが椎名林檎の「月に負け犬」で、これも妙にマッチしていいチョイスと思った。