2009-09-01から1ヶ月間の記事一覧

「明るい心」

小学校のころだった。習字の時間で「明るい心」と書かされた。持って帰って親に見せた。いや、わざわざ人に見せようと思えるような字は書けない。まあ、転がしておいたのを見られた、のだろう。 父親が痛罵した。何を? 俺の字を? 違う、「明るい心」と書か…

煙草2本分の人生

横でおっさんたちが会議。だるい会話が子守歌みたいで、俺はもう眠くなってしまって、見えないように気をつけて眠りにつく。目がさめる。くそったれ、いまいち冴えない。いや、冴えないなんて30年ぶっつづけだ。煙草が吸いたくなって、雨の中、外に出る。タ…

ヌルオタだってガシャンってなって、ブシューってなったりするのが好きなんだ!

お前ら放熱のためとか言って装甲が開くの好きなんだろ? 無駄に銃身の長いライフルとか好きなんだろ? http://burusoku-vip.com/archives/1110895.html ※以下、SF、ロボット、アニメ、ミリタリ、どれもこれも中途半端にぬるい人間がぬるぬると思うところを垂…

小錦の自転車

走る!!楽しむ、知ってみる 自転車ライフガイド作者: K2スペース出版社/メーカー: KDDクリエイティブ発売日: 1995/05メディア: 新書この商品を含むブログ (1件) を見る ブックオフにて購入。発行は1995年。俺はスポーツ自転車に乗り始めてほぼ10ヶ月、まだま…

それで、ラブプラスはどうなってんの?

ラブプラス? やってるよ、もちろん、毎日だ。ただ、前と変わったこともあって、その、凛子以外の二人ともはじめたんだ。このままでは凛子のリソースを食いつぶしてしまうんじゃないかって、その恐怖がまさったってわけだ。なるほど、たしかにネネさんはすて…

おっさんの脳が30歳から「べき乗」でベキベキ発展していって銀河の大きさになるライフハック

海馬/脳は疲れない ほぼ日ブックス作者: 池谷裕二,糸井重里出版社/メーカー: 朝日出版社発売日: 2002/07/10メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 32人 クリック: 706回この商品を含むブログ (130件) を見る30歳脳大爆発宇宙創造 この本、はさまってた栞に…

『人を殺すとはどういうことか―長期LB級刑務所・殺人犯の告白』を読んだんだけれども、どうも乗れなかった

人を殺すとはどういうことか―長期LB級刑務所・殺人犯の告白作者: 美達大和出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 57回この商品を含むブログ (29件) を見る これはあんまりおもしろくなかった。しょうもない本、という…

若松孝二『情事の履歴書』を見たのこと

情事の履歴書 [DVD]出版社/メーカー: アップリンク発売日: 2002/08/23メディア: DVD クリック: 4回この商品を含むブログ (6件) を見る "ピンクの巨匠"若松孝二監督作品、遂に登場!女の生き樣を描きながら、後の反権力・反体制というテーマへの萌芽が見られる…

ひとびとの記憶からも解体されゆく無残な屍Y150の覚え書き

始まるまえから終わってた生あたたかい屍Y150についての覚え書き - 関内関外日記(跡地) 昨夜、私は餃子の皮にあんをつめながら、ラジオを聴いていました。たまたま流れていたのが、FMヨコハマによる開国博Y150のフィナーレ・コンサートでした。ゆずは出ま…

神戸新聞杯&オールカマー/マツリダゴッホの見た風景

神戸新聞杯 レース情報(JRA) - netkeiba.com ダービーで心中した、俺のアントニオバローズの復帰戦。新聞やテレビのパドック解説でも評価は高い。むろん、俺は角田とアントニオバローズに賭ける気十分。しばらく馬券から遠ざかっていたが、リハビリの第一歩…

さすがに明日は競馬をするぞ

レース情報(JRA) - netkeiba.com レース情報(JRA) - netkeiba.com 京都大賞典/毎日王冠あたりから戦列復帰を考えていたが、オールカマーと神戸新聞杯が好面子なので、今週から! といったところで、まあ意気込んだところで果たして自分に馬券買いの魂が残っ…

追憶の色/20分でこのくらい

ちかごろつとに「かわいいもの」への意識が大きくなっているのを感じる。ある種の男性からとかく馬鹿にされがちな「かわいい」だ。こういうのを性とかジェンダーとかの俎上に載せれば、それはそれとして話は広く深くなるのであろうが、そのあたりは知識がな…

ゆるふわ自転車ガールの愛されメイク

メイクをしている場合、まずは丁寧なクレンジングが肝心。KUREのブレークリーンや灯油でも十分だけど、お肌のことを考えたら、フィニッシュラインのエコテック2ディグリーザーがおすすめ。汗をかいているときは、ラスペネで。たっぷりお肌にひたして、細かい…

スポーツ経験のないおっさんは、ストレッチングで自転車ライフを満喫したい!

ザ・ストレッチング―初心者のための基本テクニックと練習法 (イラスト版プレイスポーツ)<監修>萱沼文子/<イラスト>成瀬数富 スポーツ人口の増加に伴い、アキレス腱を切ったりとか、テニス肘で痛くって、といった身体の故障を訴える人が多くなったと聞い…

記憶の中の馬たち、いまいちど

みんなどんどん記していけばいいと思うんですよ。すごい共感するとか、すごいわかるとか、あるいはみんなと共感したいとか、そういうんじゃないんですけど、自分には自分の、その馬やレースについての記憶とか思い出みたいなものがあって、それがフワぁっと…

衝撃のU3-Xに人類の調和と未来を見る

数十分でできることにだらだらやる気が起きずに気づいたら職場で寝ていて首が痛い。 Honda | 人との調和を目指した新たなパーソナルモビリティ技術を開発 〜前後左右に移動可能な世界初の駆動機構を採用〜 そんな午前四時ちょっと前がどんなものかといえば、…

ライフハックかデスハックか〜ぼくが『海馬 脳は疲れない』を買った理由〜

海馬/脳は疲れない ほぼ日ブックス作者:池谷 裕二,糸井 重里発売日: 2002/07/10メディア: 単行本(ソフトカバー) ぼくはブックオフで、ふだん見ることのない棚を見ていた。健康や身体、スポーツに関わる棚だ。なんとはなしにはじめてしまった自転車趣味だけ…

島尾敏雄『硝子障子のシルエット 葉篇小説集』を読んだ

「あとがき」から。偶然だけれども、庄野潤三の訃報を知ったばかりだった。 創樹社を創設した竹内達さんと玉井五一さんのところから書物を出してもらうことになって、林檎箱の中をさがしたら、ごく短い小説十二篇があらたに出てきた。それは昭和二十七年から…

鶴見川サイクリングコースの神さま

連休最終日。「東京のコンビニに行って、東京の文庫版地図を買おう」と思いたつ。午後一時ごろ自転車に跨る。とくにコースも考えず、ただ北上。三ツ沢のあたりを通過する。県道13号線、坂路。85号から17号、国道2号、鶴見川。疲労甚だし、上京を断念。鶴見川…

高橋源一郎『官能小説家』を読んだ

「平野啓一郎の『日蝕』だけど、あんたどう思う?」 おれにはわかってる。人生にはたくさんの罠がある。至る所、地雷だらけだ。 本番前の脚馴らしに出てきたブラックホークが1番人気。強いメンバーと戦うのははじめてで、しかも最後方から追い込むワンパター…

どうしてこうも中途半端

打撲痛、筋肉痛。九月も終わりなのにじわじわと暑くなる部屋、居心地がよくない。足の踏み場もない足も伸ばせない、テレビはつまらない。 会社に行こう。エアコン、広くはないが狭くはないスペース。インターネットとパソコン。冷蔵庫もあるし、お湯も沸かせ…

学校なんてなくったってよかったんだ、俺は俺の梯子登るんだ〜『十二の遠景』高橋睦郎を読んで〜

高橋睦郎の『十二の遠景』を読んだ。父親の本棚にありそうな本だが、これはだいぶん前に古本屋で買ったのだった。装幀は横尾忠則。そして、推薦文に以下の両名。 黒光りのする堅固な散文 三島由紀夫 詩人高橋睦郎氏が、この『十二の遠景』で、まぎれもなく詩…

追記:真鶴道路あたりのこわかったこと

http://d.hatena.ne.jp/goldhead/20090919/p1の追記 真鶴へ至る道のこと 真鶴街道・・・こわい・・・軽快車でしか走ったことないからスポーツ車だとどうなんだろ。 http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/goldhead/20090919%23p1 そうだった、19日に書…

迷走横須賀60km〜なぜ俺はうらさみしい工業地帯で他馬に関係なく転倒したのか〜

概要 朝の9時ごろに目が覚め、うだうだするうちに昼近くなってようやく腰を上げて自転車にまたがった。実はこれ、作戦なのである。どうもイレ込み気味で走ってこむらがえってしまうようなところがあって、一昨日の今日でもう一度つってしまってはつり癖など…

貧乏なクラリスは自転車を貧乏くさく改良改悪していくの巻

派手好きなおっさんはミラーボールみたいに自転車を光らせて安全に夜道を走り抜けたい! - 関内関外日記(跡地)というわけで、俺は自転車を光らせたらいいと思う病なのだ。だいたい、ミニ四駆も、見栄えばかり追求して、無駄にごてごてパーツをつけて遅くす…

ちょっと散歩と買い物といっても見知った範囲からほとんど出ない俺の日記

連休二日目の過ごし方 朝起きてみて、ちょっとふくらはぎに張りがあるのを感じる。今日は買い物などして過ごす、そう決めた。 まずは根岸の神奈川県総合薬事保健センターへ。薬事や保健に用はなくって、そこで行われている問屋直販バッタ市……というか、なん…

迷走神奈川150km〜真鶴半島のよさに興奮していたら馬体に故障を発生したのこと〜

概要 130km走ったのち、「これなら200kmいけるんじゃね?」と内心思っていた俺。小田原行って帰って120km、聞くところによると三浦半島一周で70kmくらいだから、足してなんだかんだで200kmじゃね? というどんぶり勘定で出発。 小田原までは快調もよいところ…

派手好きなおっさんはミラーボールみたいに自転車を光らせて安全に夜道を走り抜けたい!

ライツ、カメラ、アクション クロスバイク乗ってて、ふと思った。自動車のインパネに当たるような部分、手元のギアの表示とかが、夜光ってくれたらいいのにな、と。でも、考えてみればドロップハンドルなんてそんな表示ない……かどうかは知らないけれども、だ…

私は私が信じる努力を信じられない私なのです

努力ってなんでしょう? 「努力は裏切るが、努力しないことは裏切らない」(=努力することは報われたり報われなかったりするが、努力しなかったということが報われることなく、むしろ報いとしてあらわれる) ……あるとき私はこんなことを思いついた。そうい…

打越の少女

折りたたみ小径車で打越の坂を登って、登り切って、まだまだまだ元気だったので、二本目だと坂を下って、また一番下からギコギコ漕ぎ始めて、ふと道路の向こうがわをみると、自転車通行可の歩道を、セーラー服の少女が、ママチャリで、立ち漕ぎして坂を登っ…