2005-01-01から1ヶ月間の記事一覧

深夜無題

どこかにまだあるはずだった。私は薬箱をひっくり返した。小物入れをひっくり返した。調味料の入った戸棚を覗いた。すべての鞄のすべてのポケットをあさった。あらゆるコートのあらゆるポケットをまさぐった。床に這いつくばって机の下を見た。ベッドの下を…

謎の赤い画像について

送られてきた画像をPhotoshopで開くと、薄く赤くぼやけていて使い物にならないという。しかし、送り主はちゃんとした白黒写真だと言っているそうだ。ためしにQuicktimeのPictureViewerで見ると使えそうなグレースケールの画像が出てくる。だが、Photoshopで…

そのタイミングに僕は手ぶらで

近くのクロネコまで行ってきた帰り道の解体されたビルの瓦礫の上の大きなユンボの上にネコが寝ているのを僕は写真に撮りたかったのだけれど僕は手ぶらで部屋に帰ってカメラの電池を充電している間にネコはいなくなってしまうだろう。

『義経』の感想

メタモルフォシスと聞いて、皆さんは何を想像なさるだろうか。ある人は、フランツ・カフカの『変身』を思い出されるかも知れない。しかし、私の場合は、他ならぬ大河ドラマの一シーンを思い出すのである。「ある朝目覚めたら、巨大な毒虫になっていた」、と…

内外タイムスと日曜競馬実況中継とAJCCと平安ステークス

ナイタイは一レースから三走前くらいからの馬柱が載ってて、しかも全馬に関係者コメントつき。しかも、そのコメント提供が1馬だってんだから、こりゃもう専門紙みたいなもんよ。それにさ、一面も裏一面も競馬記事で、なんかG1気分だよね、もはや。 それに、…

続・鎌倉で皇太子殿下にお会いしたこと

天神様を後にして、頼朝の墓の前を通り、鶴岡八幡宮に戻った。その道中も「手、振ってましたね」と身振りを交えつつ五十回くらい言ったと思う。俺はけっこうミーハーなのだ。 八幡宮へ来た。一昨年の初詣以来だ。やはり人出はけっこうなもの。牡丹園が見ごろ…

鎌倉で皇太子殿下にお会いしたこと

とても寒いというのに俺は鎌倉へ行った。横須賀線に乗って鎌倉へ行った。鎌倉駅を出ると、もう初詣という時期ではないけれど、そこそこの人出だった。そして、警察官の姿が多かった。交差点ごとに居た。それに、白バイの数も多かった。何台もあっちに行った…

たゆたってダウナー

何だか今日はたゆたってダウナーだってクスリ飲んでるんだもの。飲んでいるって悪いクスリじゃないのよホント桜木町のダイエーで買ったエスタックAD錠だもの。なんでこんな頭ぽわんぽわん熱があって仕事できないふりしながら日記書いてる。週末の予定だって…

ボウリング・イン・マイ・ライフ

昨日のうたばんで、スマップの面々(中居君除く)と、うたばんの二人がボウリングで対決していた。俺はどうもこういう番組で(といっても、この番組とHEY!HEY!HEY!のことなのだけれど)こういう対決をするのは手抜きのような気がしてならないのだけれど、何…

学歴を低く偽り2人免職 青森市営バスで3人目

http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CN2005012101001373_National.html 青森市交通部は21日、高卒以下でないと受けられない市営バスの運転手試験で、大卒・短大卒を隠して合格、要件を欠いたまま勤務したとして大卒の43歳と短大卒の35歳の男性運転…

キタサンサブチャン

昨夜テレビをザッピングしていると、ダウンタウンのトーク番組に北島三郎が出ていた。で、競馬の話題だったのでしばし観賞。視聴者から寄せられた情報では「サブちゃんは競馬場に二千万持ってくる」というもので、サブちゃんはそれを否定して「一千万くらい…

ハイパーリサーチから図書券が来た

id:goldhead:20050113#p1を記した後、私はどうしたのか。答えは小見出しの通りである。 昨夜帰宅すると、郵便受けに見覚えのある封筒があり、ハイパーリサーチ株式会社からのものであった。今度はメール便でなく、料金別納郵便であった。十四日ギリギリに投…

残酷な事件を前にして僕が考えなければいけないこと

奈良県の女子小学生殺人事件について書こうと思う。僕はあまり事件のことは取り上げない。そういった事件を前にして僕が思うことは、僕がわざわざ日記に残さなくても、僕がちゃんと覚えていること、常に考えていることだからだ。けれど、昨日の報道ステーシ…

南十字星の国から赤道を越えてやってくる競走馬について

http://www.netkeiba.com/news/news.html?param[no]=13783 メルボルンC(豪G1・芝3200m)を連覇したマキビーディーヴァ Makybe Diva(牝6、豪・L.フリードマン厩舎)に、5月1日に京都競馬場で行われる天皇賞・春(G1)への参戦プランがあることが、同馬のオーナー…

「JOY」YUKI

ASIN:B0006VL99O 昨日Amazonからやっと届いた。まずジャケットに目を奪われた。「これが人妻か!」という話である。私は「人妻」に弱い。私が寝取られ話好きなのと関係あるのかもしれない。私が何かについて語るとき、関係もない話を挟んでしまうのは、その…

『砂の本』/『ブロディーの報告書』ホルヘ・ルイス・ボルヘス

ASIN:4087602400/ASIN:4560070539 長い年月がたって、あまり何度もこの話をしたので、今はもう、事実を覚えているのか、それとも、自分の語る言葉を覚えてるだけなのか、とんと分からなくなった。―「恵みの夜」 昨晩、古本屋で買ったボルヘスの短篇集『砂の…

テレビブロスを買った

通巻四百五十号だとかで、かつての連載を振り返っている。が、俺がこの雑誌を読み始めたのは昨年中頃(?)なので、まったく感慨もない。けどやっぱ、ナンシー関とか、電気グルーヴの二人とかずんずん調査のホリイとか、読み物に力入れてきた雑誌なんだな、…

体調が悪い

一昨日かその前あたりから心身共に調子が悪く、今朝はついに風邪薬に手を出した。けど、なんか熱っぽさは抜けない。あ、だから珍しく夢なんか見たんだろうか。そう思うと合点がいく。

TCK女王盃(大井)

このTCK女王盃、別にこの路線に興味があったわけではないけれど、第に回から第四回まで三年連続で見に行った記憶がある。 第二回(http://csx.jp/~ahonoora/tckj_1999.html)の優勝馬はベーリング産駒のケープリズバーン。俺の本命は一番人気のホクトオーロ…

近ごろ知った二つの英単語

当たり前に知っている人には、当たり前のことであろう事を書く。「聞くは一時の恥、聞かぬは末代の恥」と言うけれど、知らずにいて新たに知ったことを書き留めることは、聞くだけよりもちゃんと記憶にとどめることができるからだ。なんという向学心。誰かお…

夢の話

三日前から三夜続けて夢を見た。最近夢を見ること自体少なくなっており、ちょっと珍しいことなので内容を控えておく。 刺身を食べる話 冠婚葬祭いずれかはわからぬが親戚の集まり。料理屋の細長い和室に料理が並ぶ。そのほとんどが刺身で、私はひたすら刺身…

異世界へ続く商店街にある古本屋について

山手の商店街、と言ってよいのかどうかわからない。JR山手駅から本牧通りに突き当たるまで、まっすぐに、まっすぐに続く商店街のことである。一年ほど前に引っ越してきて、一度だけ歩いたことがある。店も閉まってしまった後のことで、どこまでどこまでまっ…

ワインを飲むために必要なこと

昨日、私がワインを嗜む旨について記したが、肝心なことを書き忘れていました。そう、ワインのコルクを抜く、という行為です。最近はコルクを用いない物もの出回っているようですが、やはりコルク栓こそワインの醍醐味とは言えないでしょうか。 私がコルク栓…

本当に大切な問題について我々が語るべきこと

「ワイドショーなんて下らない事ばかり放送している」と言う人は多い。その人たちにとっては、国際政治や経済動向、そういったものが価値のあることなのだろう。しかし、実は国際政治や経済動向がどうでもいい下らないことだった、という発想もあり得るのだ…

おすすめしない鶏皮丼

残ったトリカワを丼にして食べた。作り方は至って簡単。薄くスライスしたたまねぎ一個と鶏皮を耐熱容器に入れ、にんべんのつゆみたいなのと醤油と砂糖とみりんをぶっかけて電子レンジで加熱。最後の方に玉子を一個落とす(黄身に穴を開ける)というだけ。こ…

阪神淡路大震災から十年

月日が経つのが早くなってきた、と書いたばかりだけれど、阪神淡路大震災から十年。これについては「十年も前の話か」とも「たった十年しか経っていないのか」とも思わない。多分、十年を十年くらいと認識しているのだろう。もっとも、「十年前」を実感でき…

まるでスローモーション

馬齢を重ねるにつれ、月日が経つことがしだいに早くなっていく。まだ四半世紀しか生きていない俺ですらそう感じる。もし、半世紀でも生きてしまったら、夜寝たら朝は棺桶の中、というスピードだろう。この流れで行くと、今年ももう半月が過ぎた、と続くとこ…

兄妹でレイプパーティー参加/薬物乱用のあきれた実態!!

「法廷黙示録」内外タイムス紙面(1月16日)より 「レイプパーティー」―ウワサには聞いていたが実際に各地で開かれているらしい。一種の「乱交パーティー」だが、薬物を乱用したそのあきれた実態が法廷で明かされた。 「外国人が多く参加するレイプパーティ…

ちゃぶ台ワイン

私は今、ジュール・ルナールの『にんじん』を読みさしにしているのだけれど、その中にこんな話があった。主人公の少年「にんじん」はある朝、いつもの葡萄酒を「いらないよ」と言う。そして、それが習慣となる。「湯飲み」は、ただそれだけの話である。それ…

「義経」の感想

寝取られの話からする。前回の感想は個人的な趣味に走りすぎたきらいもあるが、松坂慶子が昼ドラないし「大奥」的タイムに喚いていたから仕方あるまい。そう、今回は女性の嫉妬の話だ。そして、俺は男の寝取られの話ならいくらでもしたいのだけれど、こっち…