音楽

SUEDE Japan Tour 2013/SHIBUYA-AX/10.11

十月十一日はスノウブラインド言うにはまだまだ暑い夜やった。わいは何ヶ月もまえに買ったチケット握りしめて東京も東京、渋谷にライブに行ったった。東京は怖いところやが。そやけどスウェードの単独ジャパン・ツアー、十年ぶりやった、なんぞ言うも、わい…

木の街・新木場のライブ行ってきたで

おれは金を払って音楽を聴きに行った経験が5度ある。そのうちの1回はすばらしいストライクウィッチーズのイベントであり、残りの4つはくるりのライブである。今日はその4つ目だった。 音楽は「ロックンロール・ハネムーン」から始まった。2曲目には「ワール…

『かせきさいだぁのアニソング!!バケイション!』に拍手を送り続けるさ

かせきさいだぁのアニソング!! バケイション!アーティスト: かせきさいだぁ出版社/メーカー: SPACE SHOWER MUSIC発売日: 2013/08/07メディア: CDこの商品を含むブログ (7件) を見る アルバム情報が出たとき、曲目に「motto☆派手にね!」と「星間飛行」がある…

アニメ『ゆゆ式』のCDはいかにゆゆしき代物か!

TVアニメ「ゆゆ式」オープニングテーマ「せーのっ! 」 (限定盤)アーティスト: 情報処理部(大久保瑠美、津田美波、種田梨紗)出版社/メーカー: エグジットチューンズ発売日: 2013/04/17メディア: CD クリック: 1回この商品を含むブログ (19件) を見る 今期のア…

『世界軍歌全集』でゴールデンウィークを過ごす

世界軍歌全集―歌詞で読むナショナリズムとイデオロギーの時代作者:辻田真佐憲社会評論社Amazon■おれがインターネットをはじめてから、個人サイトなり個人ブログなりの人に、自分からメールを出したことが、たった一回だけある。名前は忘れたが、軍歌サイトの…

rockin'on買って読んだこんな感じだったかな

suedeのインタビューが載るというので、『rockin'on』を買った。10年かそれ以上ぶりに買った。表紙のさわりごこちが変わっていた。中身と言えば、こんな感じだったかな? って感じだった。 おれがはじめて『rockin'on』を買ったときの表紙はだれだったろう?…

11年ぶり6度目のスウェード ―『ブラッドスポーツ』―

※スウェードって何? 誰? 生地? アメリカのフォークシンガーに訴えられてザ・ロンドンってつけろよ、とかいう人は相手にしていません。 「11年ぶり6度目の出場」。あなたはどんな高校を思い浮かべるだろうか? 甲子園常連といえるほどではないが、まったく…

ベック・ザ・インフォメーション

三つ子の魂百までというが、中学や高校のころに聴いていた音楽というのはわりと引きずるもののようだ。おれの場合、その一つがスウェードであって、あと二つ挙げるとすればベックとビョークとなる。おれはこの三つの情報を求めてロッキンオンを読んでいた。…

RHYMESTER 『ダーティーサイエンス』を買う、聴く。

RHYMESTERのニューアルバム。なにか書きたいことはいっぱいあったような気がするけど、いざ流れてくる音楽、流れている音楽、流れ去った音楽というものを前にするとどうしていいか途方に暮れる。だからといっておれがそもそも日本語ラップを聴きはじめたのは…

ゆけゆけ二度目のスウェード

いまラジオで石野卓球が「ゴールデンボンバーは全員ピエール瀧」とか言ってて、そうだったのかと膝を打ったが(ピエール瀧は死んだらしい)、それはどうでもよろしい。 それよりも、大島渚監督が亡くなったわけだが(今さらだが)、おれは大島渚監督作品を観…

煉獄の後に福音あり〜劇場版ストライクウィッチーズライブイベント『みんながいたからデキること!』参戦〜

劇場版ライブイベント『みんながいたからデキること!』|ストライクウィッチーズ劇場版 すばらしいストライクウィッチーズのライブイベントに参戦してきた。鑑賞とか参加とかではなく「参戦」。イベント事によく使われる言い回しではあるが、なるほど言い得…

ようやくすばらしい『ストライクウィッチーズ劇場版秘め歌コレクション』が届く

ストライクウィッチーズ劇場版 秘め歌コレクション1-サーニャ・V・リトヴャク&エイラ・イルマタル・ユーティライネン-アーティスト: サーニャ・V・リトヴャク(CV:門脇舞以),エイラ・イルマタル・ユーティライネン(CV:大橋歩夕)出版社/メーカー: 日本コロムビ…

かせきさいだぁ『ミスターシティポップ』を買っていたのだった

ミスターシティポップ【川島小鳥撮影32P写真集「かせきちゃん」&豪華外箱付】アーティスト: かせきさいだぁ出版社/メーカー: SPACE SHOWER MUSIC発売日: 2012/09/19メディア: CD購入: 1人 クリック: 15回この商品を含むブログ (18件) を見る かせきさいだぁ…

国民の性欲が第一は自信に満ち溢れていた

「横浜の人どのくらいいますか」 会場のうち半分くらいだろうか、手を上げる。 「あ、手下げないで下さい。DeNAベイスターズのかただけ手あげてください」 ほとんどの人が手を下げる。 「もっとがんばりましょう! ちょっと調査してみただけです」 今季、ベ…

くるり『坩堝の電圧』を聴く

坩堝の電圧(るつぼのぼるつ)(通常盤)アーティスト: くるり出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント発売日: 2012/09/19メディア: CD クリック: 4回この商品を含むブログ (17件) を見る おれがくるりを聴きはじめたのはわりと古い話ではない。 くるりにつ…

赤レンガ倉庫の横んとこで、初めてミクさん(薄め)を観たのこと

夏の終おわりの39祭りへ 「ちょっと初音ミクを見たいので早退します」 「あ、そう」 というわけで、歩いて20分くらい(――閑話途中で外国人テレビクルーのようななにかの女性レポーターのようななにかから、英語で「この建物はクイーンであるか?」と訊かれ、…

スタハノフのように働き、ヴェイユのように考え、ヌレエフのように踊れ

……というようなフレーズがあたまにポーンと浮かんだのだけれども、おれはまったくそんなことできやしないし、したい気持ちもおこらないので、たれか勝手に座右の銘のようにしてください。 ちなみに、wikipedia:アレクセイ・スタハノフはソ連邦の労働英雄で、…

君は国民歌『緑の山河』を知っているか?

小熊英二の『<民主>と<愛国>』という分厚い本を読んでいて、戦後直後のマルクス主義、革新系における「民族」主義みたいな話があって、その例として、日教組が公募して作った国民歌『緑の山河』が紹介されていた。歌詞は以下の通りである。 戦争超えて …

水師営の乃木大将を思う

俺は女と一緒に居て、機嫌が良くなると軍歌を歌い出すくせがある。中でもメロディが単純な「水師営の会見」はお気に入りだ。「りょじゅんかいじょー、やーくなりて〜♪」からはじまり、途中あやしいところがありながらも「つつおとたーえしほーだいに、ひらめ…

進め、ビートはゆっくり刻む

2人になったくるりが5人に増えた。ライブ中に2人脱退して、また復帰した。人の出入りの激しいバンドである。 新加入の一人の男はボーカルとギターとチェロをやる。もう一人は女性でトランペットとキーボードをやる。バンド内でオーケストラができる、とは言…

かせきさいだぁの『SOUND BURGER PLANET』を聴くべき。夏だし。

かせきさいだぁ13年ぶりのアルバム『SOUND BURGER PLANET』を買って聴いている。おれが道を歩きながら、自転車を漕ぎながら「ジェット気流、ジェット、ジェット気流」などとつぶやいているとすれば、これが原因といえる。 さて、13年ぶりである。……という話…

RHYMESTERかっこいいんだぜ〜『POP LIFE』〜

POP LIFE(初回生産限定盤)(DVD付)アーティスト: RHYMESTER出版社/メーカー: KRE発売日: 2011/03/02メディア: CD購入: 8人 クリック: 135回この商品を含むブログ (56件) を見る 「金ができたらサイタマノラッパーのサントラを買おう」とか思っていたのもすっ…

この速さなら言える! 90年代最高のバンドを紹介しよう!

Here they come, the beautiful ones,suede! ……というわけで、ここのところスウェードを聴いている。地震の前だったが、ふと全曲リマスタリングというベストアルバムの存在を知り、金もないのに買ってしまったのだ。 このジャケットがいいね。スウェードらし…

予想以北! 『SR サイタマノラッパー』

SR サイタマノラッパー [DVD]出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント発売日: 2010/05/28メディア: DVD購入: 6人 クリック: 117回この商品を含むブログ (147件) を見る 『SR サイタマノラッパー』である。俺と日本語ラップについては、だいたい…

ロス・インディオスの話ではない

1 もう10年も昔になるだろうか、大井競馬場でのことだ。大井競馬場の時計台の下のステージで、ロス・インディオス&シルヴィアが「コモエスタ赤坂」を演奏するのを見たことがある。「俺が有名人のライブを見るのは、これが最初で最後だろう」などと思った。…

日本語ラップの入り口で

冬はラップの季節だ、というような気がするのです。 とかいったところで、ラップ、日本語ラップのことはよく知らない。興味を持ち始めたのは最近のこと、少なからぬ人と同じように「日本語ラップなんて」と馬鹿にしていた10代。あのころの俺はロキノンの洋楽…

2025年8月15日、大井競馬場、真夏のものまねオンステージ

古い話をする。2025年8月15日のことだ。俺は大井競馬場にいた。蒸し暑いナイター開催。まぬけ面をひっさげて到着するや、1レースから打ちはじめた。時計が午後6時を回る頃には、俺はもうすっかりうんざりして、旧スタンドのプラスチックのベンチでぐったりし…

ギャラクシーな胸のつかえが取れた!

俺は最近、あるジャンルについて「自分はこのジャンルの曲が好きなんじゃないか?」と思うところがあって、YouTubeを見たり、CDを注文したりしてる。そのなかで、ふと『劇場版 マクロスF 虚空歌姫 〜イツワリノウタヒメ〜』のエンディングテーマである、ラン…

もしもダンスが踊れたら

俺はダンスとはほど遠い人生を送ってきた男だ。俺に関係するダンスといえばダンサーズイメージだのネイティヴダンサーだのフェアダンスなどであって、この身体をリズムに乗せてどうこうするといったこととは無縁なのだ。 そんな俺がこんなふうに思う。「HALC…

俺はもうダメかもわからんね。

ストライクウィッチーズ 秘め歌コレクションその2-サーニャ・V・リトヴャク&エイラ・イルマタル・ユーティライネン-アーティスト: TVサントラ,サーニャ・V・リトヴャク(門脇舞以),エイラ・イルマタル・ユーティライネン(仲井絵里香)出版社/メーカー: コロム…