2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧

さて、帰るか

「今日は月曜だから適当に流すか」と今週も思ったら、存外いろいろあった。ただ、抱え込んでいた厄介な仕事を一つ片付けたのでよしとする。 配色パターンブックをいただいた。 配色パターンブック 写真からつくる美しい配色1000 作者:ユーリ・ロマニュク ビ…

精神障害者が『なぜ心はこんなに脆いのか 不安や抑うつの進化心理学』を読む

なぜ自然選択は、私たちをこれほど多くの精神疾患に対して脆弱なままにしたのだろう? これは価値のある問いであり、これに答えようとする試みによって、精神疾患に対する私たちの理解は深まるはずだ。これが、本書のシンプルなテーマである。 「エピローグ…

給湯器が壊れた話

※給湯器はガスとかあれなので、専門業者を呼びましょう。 給湯器が壊れた。 ……などと書くと、「ええ! 給湯器の供給がピンチのさなか、この寒い冬に!」ということになる、かもしれない。というか、給湯器の供給ピンチ、どうなったのだろうか。解決してない…

地獄の中にあって、せめて踊って死ね。それだけだ。

blog.tinect.jp またまた寄稿いたしました。 どうにも、精神障害者としてのおれが、精神障害者の先達の話を読んでも、ぜんぜん参考にならねえというか、そういう話です。 ですけどねえ、書いて終わって、掲載されて、あらためて思ったのは、今どきロールモデ…

フジサワ名店ビルとダイヤモンドビルがなくなると思ったら、大船の亀屋万年堂と観音食堂が燃えていた

www.kanaloco.jp 神奈川新聞一面、藤沢のフジサワ名店ビルとダイヤモンドビルなどが再開発されるというニュース。ついに、いよいよか、という気持ち。 goldhead.hatenablog.com goldhead.hatenablog.com 記事によると1960年代から70年代にかけて建てられたと…

ドキュメンタル シーズン10 チャンピオン大会がひどすぎた

amzn.to そもそもドキュメンタルなんてくだらないよ、見るに値しないよ、見てる人間の品性を疑うよ、という人がいたら、もうここで読まなくていいです。 とはいえ、昨年末に公開されたドキュメンタルシーズン10、歴代優勝者決戦は、あまりにもできがひどいの…

坂本慎太郎の声はずっと聞いてたいな アニメ映画『音楽』を見る

音楽 坂本慎太郎 Amazon 音楽 完全版 作者:大橋 裕之 カンゼン Amazon ほぼ監督一人の手によって作り上げられたインディーズ・アニメ映画である。7年で4万枚描いたという。 www.kinejun.com これ、珍作とか、希少性とか、ヘタウマとか、そういう先入観抜きに…

『シドニアの騎士 あいつむぐほし』を見る

【Amazon.co.jp限定】『シドニアの騎士 あいつむぐほし』Blu-ray [通常版] (トートバック付き) キングレコード Amazon アニメ版『シドニアの騎士』の掉尾を飾る『あいつむぐほし』を見た。おれはそれほど熱心な『シドニアの騎士』のファンではない。TVシリー…

カープファンとして、DAZNの値上げ、どうしようかね

DAZNの大幅値上げにファン騒然!「CL放映権とれよ」と反発の声も | Football Tribe Japan 「DAZNは2016年8月のDAZNサービス開始以来、明治安田生命Jリーグ、プロ野球、サッカーの日本代表選などを配信し、またDAZNオリジナルコンテンツも配信させていただい…

いちファンとして言う ブラストワンピースかペルシアンナイトには種牡馬になってほしかった

news.netkeiba.com 先日、ペルシアンナイトの引退と乗馬への転向の報道があった。今度はブラストワンピースだ。共通点はなにか。ハービンジャー産駒の牡馬G1馬だったということだ。 おれはそれほどハービンジャーに思い入れがあるわけではない。ないけれど、…

続・日本人は、いったいいつまでマスクを着け続けるのだろうか?

おれは去年の10月に、このような寄稿をした。 blog.tinect.jp 第5波が落ち着いてきたときに書いたものらしい。たぶん、その後も年末に向けて落ち着き続けたのだと思う。 が、今、第6波が来ている。あまりにも急に来た。これは急なことであって、メモしておき…

感謝知らずの男の書く、この日記ってなんなんでしょうかね?

「穀民」とは呼べないくらい炭水化物をとっていないのですが、玄米いただきました。生きるためのカロリーをもらうと、なにか安心がある。すくなくとも、10回分の主食はどうにかなる。1年を構成する12ヶ月のうちの1/3がどうにかなる。いや、厳密にはおかずも…

生と死とセガサターンと人間の歴史 長嶋有『もう生まれたくない』を読む

もう生まれたくない (講談社文庫) 作者:長嶋 有 講談社 Amazon 三月に起きた津波は、その高さが「数字で」発表された。その数字より高いところにのぼったら生き残り、低ければダメだった。あるいは、同じ建物の三階に逃げた人は死に、屋上の人は生き残った。…

映画『ドント・ルック・アップ』を観るのこと

youtu.be Netflixで配信中の『ドント・ルック・アップ』。ある大学教授と大学院生が、地球に接近する彗星を発見する。接近どころか衝突する。これをアメリカ大統領に伝えようする。伝える。伝わっているのかどうか。マスメディアで訴える。訴えるが、世間に…

実録! これが四十路男に流れる赤い血だ

おれは野菜ばかり食べている。客観的に見たらそういうことになる。ただ、それはおれが菜食主義なわけではない。 goldhead.hatenablog.com こちらに書いたとおりである。血糖値が高いと抗精神病薬が飲めなくなる。抗精神病薬が飲めないおれは、抑うつ状態に陥…

カフェインの入っていない温かい飲み物

またまたお恵みものをいただいた。 カモミールのハーブティーと液体みそ、これである。これに共通するのはなにかといえば、カフェインの入っていない温かい飲み物になる、ということだ。 冬は寒い。暖房の入ったオフィスでも、少し寒いな、と思うことはある…

お恵みもので寒い日々に立ち向かう

イメージ画像(今日は雪降ってません) 寒い。冬だから当然だ。だが、地球も温暖化しているというのだし、もうちょっと暖かくてもいいのではないか。かといって、夏が暑すぎるのも嫌だ。 日本の家屋は断熱性がどうこうという。おれの住まいはそういうレベル…

太陽が赤かったので、キムチ鍋を食べる

太陽が赤かった。 赤い太陽は空を染めた。 それを見たおれは思った。 「そうだ、キムチ鍋を食べよう」 キムチ鍋。 pic.twitter.com/OT2zZviTaF— 黄金頭 (@goldhead) 2022年1月9日 キムチ鍋。 pic.twitter.com/5lbH5jnoY9— 黄金頭 (@goldhead) 2022年1月10日 …

「早く死んだほうがいい」という言葉が頭の中で高速再生されて困る

「早く死んだほうがいい」、「早く死ぬべきだ」、「死ななくてはならない」……といった言葉が、脳内で高速再生されて困っている。他人の言葉ではない。幻聴とはちょっと違うと思う。声に出さないで、なにか頭の中で言葉を作って欲しい。黙読でもいい。そうい…

2022年、新春おみくじ検証

goldhead.hatenablog.com 1月3日に野毛と江の島に初詣に行った。おみくじをいくつかひいた。その結果から、今後の人生を占いたいと思う。 伊勢山皇大神宮「開運招福おみくじ」 伊勢山皇大神宮でひいた開運招福おみくじは、なんと第一番であった。第一番、す…

丹野未雪『あたらしい無職』を読む

あたらしい無職 (シリーズ3/4) 作者:丹野未雪 タバブックス Amazon 十二月某日 郵便局の面接。アルバイト募集の幡がいくつもはためいている。学生らしき女の子の次に面接。「いま、どんなお仕事をしていますか?」という問いに、探していますと答えると、書…

『アナキスト本をよむ』をよむ

アナキスト本をよむ 作者:康, 栗原 新評論 Amazon 「アナキスト本」をよむ、のではなく、「アナキスト」本をよむ、なのだ。だが、アナキストがよむ本なのだから「アナキスト本」なのかもしれず、そのあたりはどうとでも解釈すればよいだろう。 というわけで…

そもそも徒競走は必要なのか?

blog.tinect.jp また寄稿いたしました。 よかったら読んでください。 おねがいだから読んでください。 …… ……… ………… はい、そういうわけです。 マックス・シュティルナーの先見の明に感嘆しましょう。 (一)政治的自由主義……カネによる支配 (二)社会的自由…

仕事初め、お恵みボストンバッグ、カップ酒、金杯

1月5日、仕事初め。仕事初めから遅刻はできないと望んで、なんとか出社。もちろん、急な抑うつに襲われたらそうはいかなかった。それは運次第。 初日から、わりと普通に労働した。わりと疲れた。帰宅したら、頭もお腹も変な感じ。すぐに抗不安剤と胃腸薬を飲…

年末年始『三体』三昧

おれが劉慈欣の『三体』を読み始めたのは西暦2021年12月30日14時20分(JST)頃である。そのことは「サンマルクカフェ」のレシートから明らかだ。 さかのぼって数十分前、おれは伊勢佐木モールのブックオフにいた。恥を晒すが、ブックオフだ。そこでおれが見…

1月3日、江の島へ初詣に行くこと

※写真大量です 横浜編 はい、毎年おなじみの鳥居ですね。 毎年どれだけ同じような写真をアップできるかという勝負。 毎年同じおみくじをひく人生(結果は後日)。 さて、次は……って、何年通っているのか。道を間違えたらこんな車がとまっていた。 伊勢山皇大…

1月2日、見知らぬ青年と街を歩くのこと

おせち料理2。 pic.twitter.com/7Seb6hDxa3— 黄金頭 (@goldhead) 2022年1月1日 1月1日の夜にメールが届いた。差出人は、この日記の読者である。ある事情のある22歳の青年がある事情によってある関内のネットカフェにいて、できたら会ってもらえないかという…

令和四年 年頭所感

やるなら今しかねえ。 と、言ってる時点でだせえんだ。 「やった」なら言ってもいい。 「やる」とか言うのはとんだマンモーニだ。 マンモーニでなにが悪い。 けれど、「やる」というのはだせえ。 「やる」と宣言するのはだせえ。 それでも、おれは言わなけれ…