病気

双極性障害者、最悪の一ヶ月。そして、ジプレキサ、再び。

一ヶ月前、月に一度の通院。調子がよくないので、なにかアガる薬はないかと言ったら、ジプレキサをセロクエルに代えてみますか、ということになった。目先を変えるということだ。 goldhead.hatenablog.com それで、セロクエルに変わったのだが、そのあとスト…

長すぎる三連休 bis

九月の終わり、三連休が二週続くという珍しいカレンダー。ここぞとばかり、行楽の季節を楽しんだ人もいるだろう。おれは、最初の三連休は抑うつ状態にあってひどい倦怠感と動かない身体の修理だけを考えていた。 長すぎる三連休のこと - 関内関外日記 身体が…

さて、帰るか

今朝は五時か六時頃に寒くて……昨日のことだったかな? ともかく、早朝に一度目が覚めて、また寝て、さっぱりと起きられた。すっきりとシャワーを浴びてさっそうと出社した。一番乗りだった。我が社のルールでは、一番乗りの人間がトイレの掃除をする。ひさび…

長すぎる三連休のこと

楽しい時間は早く過ぎるというけれど、苦しい時間は長いのか。答え:長い。 おれの抑うつ状態、ひどい倦怠感、心身症の症状はいつから出たのか。日記によると9月11日かららしい。今日で一週間になる。その一週間のなかに三連休があった。これが、ひどく長か…

オートバランサー無しで二足歩行は難しい……双極性障害、抑うつ、日内変動

鬱状態をまぎらわすには、絶えず動きまわることだ。立ちどまったとたん、鬱が目をさます。そやつが、仮にまどろむことがあるとしての話だが。 シオラン「忌わしき明察」 おれは双極性障害(躁うつ病)である。少なくとも、専門医からそう診断されている。ま…

薬が脳に馴染んでくる

おれがはじめてジプレキサを飲んだとき、頭がクラクラしてひどい状態だった。そのときのことを医者に言うと、「脳の組成が変わるからね」と言われた。「脳の組成が変わる!」と驚いた。そのことを女に言うと「君は薬を飲む前の君ではなくなったのね、怖い!…

さよならジプレキサ

ここのところ倦怠感がひどい。ひどい倦怠感に襲われることが多い。身体に力が入らない、椅子に座ってるのが精一杯で、なにもできない。なにも食べたくないし、飲みたくもないし、読みたくもないし、見たくもない。なにもしたくないという意志すら抜け落ちて…

小田嶋隆『上を向いてアルコール』を読む

上を向いてアルコール 「元アル中」コラムニストの告白 作者: 小田嶋隆,木下晋也 出版社/メーカー: ミシマ社 発売日: 2018/02/26 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (7件) を見る おれはアルコール依存症なのか、そうではないのか、お…

なんの因果か腹壊す

平成三十年七月十六日、海の日、休日。おれは安アパートの、散らかった部屋でのたうち回っていた。のたうち回っていた、というのは大げさだ。ただ、ひたすら腹を下していた。腹を下してなんども手洗いに行った。もう出るものもないでしょう、というのに、な…

おれってメランコリー親和型? ディスチミア親和型? 『うつ病論―双極II型障害とその周辺』を読む

うつ病論―双極2型障害とその周辺 (メンタルヘルス・ライブラリー) 作者: 高岡健,浅野弘毅 出版社/メーカー: 批評社 発売日: 2009/02/01 メディア: 単行本 クリック: 5回 この商品を含むブログ (3件) を見る 『精神医療』という雑誌に掲載された論文に加筆・…

何をどうしたら人並みに生きることができたのだろう?

いまどき「人並み」といったところで、世の中の七割とか八割の人に「ああ、人並みね」と了解される「人並み」などないのかもしれない。しかし、昭和生まれのおれにはまだ一億総中流の幻想が頭から抜け落ちておらず、マイカーやマイホームの夢を見ることもあ…

I cannot fight the blues.

断酒日を設けて三週間目に入る。おれの断酒日は月曜日、火曜日、水曜日、木曜日だ。その間は一滴もアルコールを口に入れていない。一滴もだ。 内臓が気持ち悪くなることがなくなった。日中もひどい状況になることはなくなった。いい事づくしだ、どうせなら酒…

さて、帰るか

めったに鳴らないおれの携帯が鳴った。出てみると行きつけの精神科からだった。なんでも、今月末から来月の頭にかけて長く休診するという。薬が切れるようなら早く予約してくれとのことだった。おれはその電話で予約を入れた。 自立支援医療制度では、通院す…

調子がいいのかわるいのかわからない

年末くらいから部屋の掃除とかする気力がなくて、部屋の掃除をするというのは心調のひとつの目安であって、結局大掃除も小掃除もできずにぐだぐだぐだと一月も半ばを過ぎた。 料理、といっても鍋に高い野菜と安い何かの肉を入れて鍋のようななにかにするだけ…

醜く、苦しく、息ができなくなっても、這いつくばって、生きる

今週のお題「2018年の抱負」 ……醜く、苦しく、息ができなくなっても、這いつくばって、生きる……ポーズを取る。 これが抱負らしい抱負だろうか。そのための第一歩としておれは携帯端末のキャリアをMVNOに乗り換えた。月々の出費がけっこう変わってくる。その…

自立支援医療費(精神通院医療)への道・1

自立支援医療。なんとなくその存在は知っていた。三割負担が一割負担になる。とはいえ、おれがいくら医者に生活の苦しさを訴えても、医者からその話が出ることはなかった。だからおれは、「おれは適用外なのではないのか」と勝手に思って一年近く過ぎていっ…

カフェイン断って10日くらい

10日くらい前に、ひどい、ひどい頭痛に襲われた。 goldhead.hatenablog.com3時間くらいなにもできない。吐き気も少しある。かなわん。 そしておれはコーヒーを飲めなくなった。こいつに含まれているカフェインというやつは、なんとなく頭痛に悪そうだからだ…

永劫の闇に包まれよ! 喰らえ! 閃輝暗点!(※頭痛の追記あり)

……とかふざける余裕ない。 2日連続で昼休みに閃輝暗点が出た。いや、出ている。今。 閃輝暗点 - Wikipedia コンビニの値札すら見えない。なんと説明すればいいのだろうか。車のフロントガラスがある。雨粒が落ちてくる。ワイパーはない。前が見えない。そん…

心の病とは言うけれど……

心の病とは言うけれど……、身体にくるのが精神疾患じゃないのか。医師に言わせたらそうじゃないというかもしれないけれど、この頃おれの思うこと。 決して、仕事に行くのが嫌だな、という気持ちでベッドに転がってるわけじゃないんだ。脳とその指令が身体に到…

オンブバッタのようにしれっと生きられないものだろうか?

台風が去ったあとのこと。アパートのドアを開き、ドアを閉める。鍵を置く。ふと観葉植物を見る。なにか変だ。そこにいる。しれっとそこにいる。「いや、わたしたち枝葉ですよ。お気になさらずに」というふうにいる。 いやいやいや、ちょっと待て。 いくらな…

大饗広之『なぜ自殺は減らないのか 精神病理学からのアプローチ』を読む

おれにとって「自殺とはこういうものなのか」というあるていどはっきりした見方をもたらしてくれたのは、張賢徳『人はなぜ自殺するのか』であった。自殺というものについて、いろいろな立場があろうが、読んで損はないといえる。 d.hatena.ne.jp して、希死…

加藤忠史『岐路に立つ精神医学 精神疾患解明へのロードマップ』を読む

岐路に立つ精神医学: 精神疾患解明へのロードマップ 作者: 加藤忠史 出版社/メーカー: 勁草書房 発売日: 2013/06/25 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (3件) を見る やや不謹慎な話になるやもしれぬが、たとえば骨を折ったとして人間の骨の図解を眺め…

中島らもに似た感情 『心が雨漏りする日には』を読む

おれがおれを双極性障害と規定しているのは、おれひとりの思い込みではない。精神科医がそう診断を下し、双極性障害用の薬物を処方され、それを飲んでいるからである。ひょっとしたらふたりの思い込みかもしれないし、単なる誤診かもしれないし、実は別の病…

基本的に死ぬまで治らない抑うつ状態 Low & Low

マンガ お手軽躁うつ病講座High&Low 作者: たなかみる 出版社/メーカー: 星和書店 発売日: 2004/10/01 メディア: 単行本 購入: 5人 クリック: 15回 この商品を含むブログ (22件) を見る おれは双極性障害(II型)……まだ躁うつ病といった方が通りがいいのか………

松本俊彦『アディクションとしての自傷 「故意に自分の健康を害する」行動の精神病理』を読む

アディクションとしての自傷‐「故意に自分の健康を害する」行動の精神病理‐ 作者: 松本 俊彦 出版社/メーカー: 星和書店 発売日: 2011/01/25 メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 7回 この商品を含むブログ (7件) を見る https://eow.alc.co.jp/sear…

根本橘夫『心配性の心理学』を読む

「心配性」の心理学 (講談社現代新書) 作者: 根本橘夫 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 1996/04 メディア: 新書 この商品を含むブログ (3件) を見る おれって何だといえば双極性障害2型と診断された人間であるが、自分の言葉ですんなりくるのは「不安神経症…

閃輝暗点になる(注:自己診断)

モニタを見ていたら、急に小さな水滴みたいなのが視界に入ってきた。しばらくすると、その水滴が数を増して、三角形の波みたいになって、視界の端から端へ移動するようになる。モザイクのようにもなって、本も書類も景色も変だ。右目をつぶっても左目がそう…

もうこの身体で生きるのがいよいよ厭になってきた

「さいきん、朝、起きられないのがますますひどくなって」 「じゃあ、抗不安剤半分にカットしてみたらどうですか」 というわけで、カットしてみた。ピルカッター使って……ではなく、薬飲むこと自体をカットしてみた。というか、せっかくだからこのさい、睡眠…

薬まちがえ目が回る

会社に着いてから目が回る。なにかの比喩ではなく、目が回るのである。もっと正確にいうと頭がクラクラするというか、そういう状態が続いているのである。眠いわけではない。 と、ここでなんとなくこの感覚に覚えがあるな、と思ったわけで、それは薬の飲み間…

さあ、ダービーウィークだ! 帚木蓬生『やめられない ギャンブル地獄からの生還』を読む

病識、という言葉がある。本人が自らの病気を認識することである。病識がない、病識を持ちにくい、といった文脈で語られることが大井。 おれには双極性障害の病識がある。おれには(正式に診断を受けたわけではないが)サケダイスキなアルコール依存症の病識…